中国・台湾からの自社での(金属・鉄鋼製品の)輸入について

協力工場を持つ、という選択

中小メーカー様の中には、海外に工場を作ろうか迷われている方もいるかと思います。
ただ、難しいですよね。
現地スタッフの指導、技術指導、何より、数千万円の費用がかかります。現地に駐在させる責任者の
選任も難しいでしょうし、 法律や関税が変わって、そのまま撤退、または工場、設備ごと捨ててくる、
なんて会社も珍しくありません。
「だけど、このままだと、海外とのコスト競争は避けられない。」この板ばさみだと思います。
そこで一番お勧めの方法は、海外に協力工場(下請け)を持つ。つまり購買する、ということです。
これならリスクもほとんどありません。

輸入のハードル

ただ、それでも「うちで直接輸入なんて無理!」と思われる方が大半です。
でも輸入ってそんなに難しくないんです!特に台湾は日本人相手の仕事に慣れている方も多いので、
やりやすいことが多いです。
具体的なステップをおおおまかに書くと、
①メーカーを探す。
②連絡を取る。
③条件があえば、発注をする。
これだけです。①のメーカーの探し方は別のページで別ページに掲載しますね。
②~③で不安に思われるのは、「言葉」と「輸入業務」の二つでしょう。
確かにこの二つはハードルにはなりますが、逆にいうとこの二つだけです。

☆言葉
台湾では公用語は台湾語・ビジネスでは英語が主流です。

【台湾語】
台湾語・中国語ができる人がいればベストですが、いないと仮定します。

【日本語】
50人規模の会社だと大抵日本語がわかる担当者がいております。
日本語がわかる担当者との仕事だと、まったく心配ありませんね。

【英語】
ただ、やはり英語が主流です。といってもメールがメインで仕事が進んでいくので、大学卒業程度、
かたことの英語があれば メーカーに発注くらいは出来てしまいます。御社にも数人は出来る方が
いらっしゃるでしょう。
あとはやる気です!どうしてもいなければ、一人専属で入社してもらってもいいかもしれませんね。
どちらにせよ、輸入・購入の英語は簡単です。サイズと価格と数量がメインなので。
あと細かい品質管理条件なども、辞書で調べて一度覚えれば、楽勝です。
2、3回仕入れればスムーズに出来るようになるでしょう。
何を隠そう私も、はじめは片言の中学校レベルのの英語で連絡をとりあっていました。

☆通関
これはもっと簡単です。
方法=「通関業者さんに任せる。」これだけ大丈夫です。丸投げといってもいいかもしれません。
逆にこれ以外はないのではないでしょうか?通関業者さんはインターネットで調べればすぐに出てきます。
通関業者さんは港についた、通関書類を元に、あなたのコンテナ(荷物)を荷揚げして、通関作業をします。
このあと、御社のもとへ輸送します。
この手続きは配送業者さんになりますが、それも通関業者さんは紹介してくれるでしょう。
もし通関業者さんの相場がわからなくて不安でしたら、相見積もりをとりましょう。
弊社に相場はいくらか、ご相談いただいてもかまいません。
もちろん無料でご相談に応じます。

自社輸入のすすめ

年商3~5億円規模の会社でも直接輸入されている会社は意外にもたくさんあります。
御社もぜひ自社で仕入れて、仕入れ力を強くしませんか。いつまでも、メーカー任せ、卸任せだと、
御社の「仕入れ力」はつきません。
何かご質問などあれば、お気軽に弊社までご相談くださいませ。

 

 

 

 

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